起業までのマイストーリー4 家族と職場への『起業宣言』

北海道/札幌市 白川千尋


今回は脱サラして起業する方なら
誰でも通る道であろう


『家族と職場への宣言』について


20年間の教員生活を辞めて
起業した私の経験を語ります。


もしこれから起業や転職という
新しい道へ進もうとしている方で


家族や職場に
どう伝えたら良いか
悩んでおられる方がいたら


私の経験を
参考にしていただけたら嬉しいです。



家族への起業宣言



脱サラなら、意思表明する場面は2回。

職場への説明と
家族への説明。


どちらが一番の山場かと言うと、


私の場合は”家族への意思表明”でした。


「どんな顔するかな
やめとけって言うだろうな
でもどっか応援してほしいんだけど・・・」
と複雑な心境でした。


しかも
私の場合は事前相談0。


突然の
「教員辞めて起業します」
と”一発宣言”。



相談って
決まっていないことを話し合う場ですよね。


私の心は決まっていたので
家族には相談しないことにしていました。


もちろん家族からすると
「そんな大事な人生のこと相談してよ」
と思うのは当たり前。


ですから、意思表明の最初には
「相談しなかったけれど・・・」
って一言添えました。


家族からすると
「なんて破天荒なやつ!」
と思ったでしょうね〜

で、肝心の宣言では


「自分のなりたい姿」
「そのために今やってること」

を説明しました。


こういう時って
気持ちとか想いだけ伝えても、

「どうせ一瞬の気の迷いでしょ」
と思われます。


本気度を示すためにも
もうすでに計画を立てて
行動していることを中心に

説明しました。



それでも
家族の反応は
「いったい何言い出すの?」
からはじまり


最後は
半ば「諦め」のような
表情だったかもしれません・・・


最終的に、
すご腕セールスマンだった父が
かけてくれた言葉
「商売するならお前のファンをつくれ!」
に背中を押された気もしました。


反対されようと
”実現に向けて行動していることを説明する”



この方法で100%納得してもらえた訳ではないけれど

「想いだけ伝えて、
具体的なことを話せずにいたら
引き戻されたかもしれない」
と今でも思っています。



何とか家族への宣言を終えた時は


「もう家族にも言っちゃったから進むしかない」


と起業心に一気に火がついて
行動にも加速度がつきました。



今振り返ると
家族への意思表明は
起業を本気で進めるためにも
乗り越えなければならない場面だった

と思っています。





職場では最後まで明かさない



職場への起業表明は
上司と1名の先輩のみ。


その他の同僚には
内示の日まで、
起業しようと思っていることは
絶対話しませんでした。



教員辞めて起業すること自体
理解されないだろうと思っていたからです。


引き止める人や心配する人も
出てくるかもしれない。


しかも、
いずれいなくなる人と
一生懸命仕事しようと思えないのが
人の心理というもの。


私自身も、同僚に言った瞬間から
「いずれ辞めるから」という気持ちが働いて
自分の仕事に甘えが出ると思いました。


そうすれば当然
仕事の質が下がります。


自分に対する評価も下がります。

どこかで人と人とはつながるもの。


起業した後も、元職場の人と
つながりがあるかもしれません。



間違っても
「最後、あの人テキトーだったよね」
なんていう印象は絶対残してはなりません。



ですから
「起業まであと何ヶ月、何日」
というワクワク感は
最後まで心に秘めたまま


淡々と仕事をしていました。



もともとは
自己開示したい性格ですから


その当時は
内に秘めていることを言えないのも
もどかしかったかもしれません。



いよいよ内示の日・・・


「みんなどんな反応するのかな」
と当日はドキドキでした・・・


上司が
「白川さんは独立起業のため退職します」
と発表したとたん


なんと!
拍手喝采がっ!!


この展開は全く想像していなかったので
本当にビックリ!


口々に
「どんなことするのか楽しみ!」
「頑張ってね!」
「白川さんならできそう」
なんて応援されて、


泣くほどうれしかったのを覚えています!




家族と職場への宣言は、ただの通過点



もし、これから
転職宣言や起業宣言を控えている方が
おられるのなら


家族には
計画が見えてきてから宣言する



職場には
伝えなければならない人のみに伝え
黙って淡々と現職に専念する


この方法を
参考にしていただければ
幸いです。

家族と職場への宣言は
ひとつのハードルではあるけれども

それはただの通過点
にすぎません。



それよりも
あなたが最も力を注ぐべきは


『目標実現行動!』



周囲に宣言だけして
何も行動しないのなら


いつまでもなりたい自分に近づけません。


あの人、起業するって辞めたけど
その後どうなったの?なんて


恥ずかし過ぎます。

現職のうちは具体的に準備ができないのなら
せめてビジネスの勉強をするとか
すぐに準備できるように行動しておくことが大事。



家族や上司への宣言をきっかけに
目標実現に加速度つけて
なりたい自分を叶える行動を忘れずに!!


さてさて次回は・・・・

起業資金どうしたの?


について語ってみようと思います。
(全然違うお話になったらゴメンナサイ・・・)



もし、みなさんの中に
「起業にまつわるお悩みゴト」
白川に聞いてみたいという方が
おられましたら、どんな事でもどうぞ!
↓ ↓
聞いてちぃさん、起業迷ってます・・・






















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