北海道札幌市/白川千尋
久しぶりの投稿となりました。
最近、私の周りには
”起業”を真剣に考えている方が
たくさんいらっしゃいます。
そんな方々に向けて、
私がどのように実際に起業したのか
今回の記事から何回かに分けて
私の起業話を紹介していきたいと思います。
起業を考えている方、こんなことで悩んでいませんか?
・今の仕事のままで人生終わりたくない
・起業した人に憧れている
・起業できたらいいなと考えているけれど、勇気がない
・起業してみたいけれど、どうしたらいいのかわからない
・起業しても、ご飯食べていけるのだろうか
・起業したいって家族に言えない
このように起業ゴコロがあっても
実現への見通しがもてないという方々が
多いのではないでしょうか?
もちろん私も同じように、
起業した先の不安や心配がなかったわけではありません。
なぜ、起業を目指したか?
「なぜ、起業したかったか?」
その答えは
『自由がほしかったから』
シンプルすぎますか?笑
私は高校で教員をしていたのですが、
30代のころは与えられた仕事に精一杯で、
こなしている自分に自信があったほどでした。
40代になって職務上の重責も大きくなり、
体の不調も感じるようになってきた頃、
『常に誰かのペースに振り回され、
自分の時間を犠牲にしてまで働かなくてはならない生活』
に疑問を感じるようになりました。
きっかけは『2020東京オリンピック』
ちょうど働き方に疑問を感じていた時期に
『東京オリンピック』があり、
私は10日間ほど体操競技の役員につくことになりました。
この10日間はまさに『体操漬け』の日々。
気がつくと、
”体操”だけにエネルギーを注いでいる状態に
不思議と心も体も安定していました。
この時、
まさに目が覚めたように
『本当の自分』
を見つけた気がしました。
「大好きな体操が思いっきりできるようになりたい!」
これが、真の願望なんだって
気づいてしまったのです。
願いを叶えるには、起業しかない!
「大好きな体操に時間を注げるようになりたい」
職場に戻ってからもこの気持ちは強くなるばかり。
願った姿になるには、
「自分が仕事の主として
仕事量をコントロールできるように
するしかない」
と起業を考え始めたのです。
何の事業で起業しようか?探していたとき
ちょうどピラティスを始めて、
体も心も劇的に変わっていった時期だったこともあり、
「ピラティスを教えることなら、
体育教員経験も活かせて健康づくりで世の中に貢献できる!」
と“ピラティス”で起業することにしたのです。
決めたのは『9月頃』の話でした。
起業決意して半年で退職
起業を決心したけど「いつ退職するか」
これは誰しも悩む問題かと思います。
私の場合は
「教員をしながら起業の準備ができるのか」
という視点で考えた時、
「現状でも忙しいのに
起業の準備なんてまずムリ」
と判断。
その年度いっぱいの3月で退職することにしました。
職場にいつ・どうやって伝えたか?
退職となると後任のこともあり、
上司に相談しなければなりません。
教員やめて起業した人なんて身の回りにはいませんでしたし、
私の身近にいる教員は誰1人としてそんなこと考えてもいない環境。
そんな中、
退職して起業しようと考えていることを
上司に話したのは、10月のことでした。
前例にはないことだから、
「理解してもらえないかもしれない」
と不安を抱えながらも、
『自分は体操する時間がほしいこと』
『そのための時間とお金をつくるために
経験を活かして健康づくりで起業すること』
この2つを素直にお話ししました。
すると上司は驚きながらも頼もしそうに受け止めてくれて、
「あと2週間後にもう一度話を聞かせてほしい」
と最終判断のきっかけを与えてくれました。
そして2週間後、
「決心変わらず起業します!」
との最終アンサーを上司に伝えました。
この時点で
ついに覚悟も本当に決まったという感じがして、
なんだかスッキリしたのを今でも覚えています。
家族に打ち明けたタイミング
実は家族に打ち明けたのは、
上司に意思表示をした後のことでした。
家族の気持ちからすると
相談して欲しかったのは十分わかっていました。
とくに両親は終身雇用でがんばってきた世代ですから
私の考えを理解するのは難しいだろう
と予測していました。
ですから、職場にも伝えて
もう後戻りできない状況になったところで話をしました。
もちろん家族からは予想どおり、
教員という世間一般的に恵まれた職業から
退くことへの
将来的な不安をたくさん言われました。
私自信は「大丈夫、やっていける」と確信していましたが、
まだ実現して見せてもいないので具体的な証拠も示せません。
ただただ、とりあえず計画をプレゼンすることで精一杯。
最後の最後に父から、
「いいか、商売するならお前のファンをつくれ!」
と核心をついた一言!
この言葉には本当に「すごい!」と思いました。
ちょうど習い始めたビジネスのコーチ
スポビジ大学の宮城哲郎さんからも
全く同じことを学んだばかりだったのです!
さすが!トヨタのトップセールスマンだっただけあるなー
と父の偉大さにも気づかされました。
そんなこんなで父から”ありがたい激”をもらい、
本格的に起業への準備をすることになったのです。
心の声にしたがってみる!
このように私の場合は、
起業を決めるまで長い期間かけて計画したわけでもなく、
どちらというと衝動的に心の赴くままに
起業を決めちゃったという感じなのですが、
”この直感は正解だった”
と思っています。
起業を考えている方なら
誰でも将来への不安を考えてしまうものですが、
まずは、心の声に耳を傾けてみてください。
「どうしても人生変えたい!」
って心が言ってるなら、
その声にしたがって
新しい人生を決めちゃってもイイと思いますよ!
”本当に新しい人生を望むなら
その通りに行動するはずだから
心配しなくて大丈夫。”
さて、今回は
起業決心するまでのストーリーをお伝えさせていただきました。
この先の話、
『退職までの半年間、何をどう準備したか』は、
次回にお伝えすることにしますね。
今回の記事が、起業したい方にとって
『起業するための心の準備』
に少しでもお役に立てたら幸いです。
よろしければ、次回のストーリーにも、
お付き合いくださればとってもうれしいです!
それでは今回はこの辺で!